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冷蔵庫を魔法の箱のように思っている人はいませんか?
塩やふりかけ、醤油からカレールウまで、食べ物という食べ物は何でも冷蔵庫に入れている人をたまに見かけます。
しかし中には冷蔵保存をしない方が良いものもあり、マヨネーズもその一つ。
「え!? 卵が入っているんだし冷蔵庫に入れないと悪くなっちゃうんじゃないの?」
そう思う方もいらっしゃるでしょうけれど、実は違うんですね。
では今からその理由について見ていきましょう。
Contents
マヨネーズにとっての適温は10℃~20℃!?
卵黄と塩と酢、そこに植物油を加え乳化をしてマヨネーズは作られています。
そのため乳化状態が一番安定している温度=マヨネーズにとっての適温なんですね。
その温度が10℃~30℃と言われています。
それ以上でも以下でも、マヨネーズは分離しやすくなってしまうのです。
「分離すると何がいけないの?」
マヨネーズは酢が入っているため、非常に高い殺菌力を持っています。
ある病原菌をマヨネーズの中に入れたら数十時間で死滅したという程……。
しかし分離をすると、塩、酢、油が別々になってしまい、酢の持っている殺菌効果が全体に届かなくなってしまうのです。
加えて油も酸化することから、傷みやすくなると言われています。
マヨネーズは塩、酢、油がしっかりと混ざっていてこそ、殺菌能力と風味を発揮すると言っても過言ではありません。
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マヨネーズの保存方法は?
直射日光を避け、涼しいところに保管することが一番です。
夏場・開封後など冷蔵庫へ入れる際は、冷えるスペースに置かないよう最下段に袋詰め、または野菜室での保管がオススメです。
分離は一度起こってしまうと撹拌しても戻りませんので、適切な方法で保存をしましょう。
また開封後は早めに食べきることで、マヨネーズの美味しさを逃しません。
消費期限ではなく賞味期限なため食べるには食べられますが格段に味が落ちます。
現に賞味期限を半年過ぎたマヨネーズもちゃんと食べられましたよ……(酸っぱさが増していましたけど)
他にもあった! 実は冷蔵庫がNGな食材たち
マヨネーズだけではなく、冷蔵庫に入れてしまいがちだけれど実は良くない食材が他にもあります。
○野菜・果物
かぼちゃ
なす
きゅうり
ピーマン
トマト
じゃがいも
玉ねぎ
さつまいも
里いも
メロン
桃
みかん
野菜と果物は産地が温暖なところの場合、低温環境に弱いです。
果物は冷し過ぎると甘さが少なくなってしまうので、食べる数時間前だけ冷蔵庫に入れておくのがオススメです。
○その他
パン
はちみつ
コーヒー豆
お茶の葉
オリーブオイル
チョコレート(冬場)
バター(冬場)
などなどです。
いかがでしたでしょうか?
上記の食べ物が冷蔵庫に入っていたら、出して常温保存に切り替えた方が良いかもしれません。
食品の味も保てて、冷蔵庫の中もスッキリ!
年末の大掃除に合わせて、冷蔵庫のお掃除も一緒に行うのもアリですね。