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「め、目がぁ!!」
目に激痛が走り鏡を見てみると、眼球に短い毛が張り付いている……なんてことはよくありますよね。
上手く取れれば問題ないのですが、時たま瞼の裏へと吸い込まれていくやつがいます。
そうなってしまったまつ毛は、果たしてどこに行くのでしょうか。
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瞼の裏へ消えたまつ毛、どこへ行くの?
下図の目の構造を見て頂けると分かると思いますが、実は瞼は行き止まりになっているのです。
そのため遺物が混入しても裏側へ回りきってしまうことはありません。
コンタクトレンズが眼球の裏側へ入ってしまうことがないのはその為ですね。
仮に目に見えない奥に入り込んでしまったとしても、やがて涙などと共に自然と流れ出て来ます。
結膜で留まり出てこないことは稀ですので、躍起になり奥へ行ったまつ毛を取り出すようなことはしなくても構いません。
むしろ直接触れることで菌が入り込んだり角膜を傷つけたりしてしまうことの方が問題です。
しかしながら完全に奥に消えてしまえば気にならなくとも、中途半端なところをうろうろしているまつ毛は気になるもの。
どうしても取りたい場合は目薬やアイボンなどの洗浄液で目を潤わせてまつ毛を流し出すやり方がオススメです。
また、角膜に張り付いていてなかなか取れない場合は水にぬらしたティッシュや綿棒などを使って取るのが良いでしょう。
自分はついつい指を突っ込んでしまいますが、これは言う間でもなく衛生的に良くありません。
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目を擦る行為に隠されたデメリット
目に異物が入った時、その違和感で思わず擦ってしまいませんか?
それ以外でも眠い時や花粉症の人等、瞼を擦るという行為をしてしまいがちですが、実は瞼にとって様々なデメリットがあります。
① クマが出来る
目の下の皮膚が擦るという刺激を受け続けることで、メラニン色素が皮膚に沈着しシミのように黒ずんでしまうことがあります。
これは「摩擦黒皮症」と呼ばれ体のどこでもあり得ることなのですが、これが瞼に起こると常に目の下にクマが出来ている状態になってしまいます。
② まぶたがたるむ
目の皮膚は刺激に弱く、たるみや皺ができやすいです。
また過度に擦ると瞼の上にある筋が傷つき、瞼が常にたるんで黒目の見える割合が少なくなってしまう眼瞼下垂という病気になってしまいます。
一度傷がついた筋は手術をしないと治りません。
目の筋力が弱まると自然におでこの筋肉で目を開くため、同時におでこに皺ができやすくなってしまうようです。
これはハードコンタクトをしている人や、パソコンなどで目を長時間酷使する人にも同様
に起こりやすい病気ですから注意が必要ですね。
③ 感染症の恐れ
目を擦ることで白眼を覆っている結膜という組織が出血してしまうことがあります。
眼球の表面にも傷がつき細菌・ウイルスが入りやすくなり、結膜炎や網膜剥離などの病気に感染する可能性が高まります。
④ 視力の低下
目を擦って角膜を傷つけてしまった場合、その角膜を直そうと白血球が集まってきます。
そうすると角膜が濁り、ものが見えにくくなってしまいます。
良く見えないため再び目をこすり……という悪循環に陥ってしまうことも。
目を圧迫することによって角膜や水晶体が歪んで結果的に乱視になりやすくなってしまうという意見もあり、特に小さい子どもは注意が必要です。
以上、目を擦る行為には色々な危険が潜んでいます。
自分もついつい目をかいてしまいます。
だから目が悪くてクマが常時あるのでしょうか……。
瞼が垂れると顔の見栄えが良くないですし、病気に罹るのなんてもっての他です。
常日頃から気をつけて、目が痒い時には目薬の点眼や水洗いを心がけたいですね。