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月曜日の朝。
昨日の今頃はまだ寝ていたのに……。そんな憂鬱な気分で一日が始まりますが、眠い、とにかく眠い。
月曜日に限った話ではありませんが、欠伸が止まらなくなるような時はありませんか?
今回はそんな欠伸のメカニズムと止め方についてご紹介します。
Contents
あくびは何故出るのか
実はあくびが出るのは眠たい時・退屈な時だけではありません。
脳が過度に疲れている時や、緊張状態にある時、また温度調節のために欠伸をする事もあります。
「眠い時・退屈な時」は脳が鈍い状態になっていますので、脳を刺激して活性化させるためにあくびが出ます。
口を開けることによって顔の筋肉が伸び、この刺激が脳へと伝わります。
また空気をたくさん吸うことで、血液中の酸素濃度が高くなり、脳を活性化出来るのです。
逆に極度の緊張状態に陥るとあくびが出てしまう人もいると思います。
これは「生あくび」と呼ばれるもので、緊張状態を緩和するために出るものだと言われています。
あくびには脳に刺激を与え緊張を高める働きと、緊張を緩和する両方の働きがあるんですね。
また脳は温度が上がりやすいため、時々温度を下げる働きをしなくてはいけません。
それが新しい空気を取り入れるあくびなのです。
寒いところよりも暖かいところに居る時の方があくびが出やすい気がしますが、それは脳が温度調節を頻繁に必要とするためです。
以上いろいろな理由を述べてきましたが、実のところあくびのメカニズムはっきりとは解明されていません。
上記のように考える人もいれば、あくびの出る理由は脳の酸素不足ではないと言う人もいます。
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あくびは悪いものなのか
あくびが出る時は眠いとき、だるいとき……体調を考えるとあまり良い時ではないように思いませんか?
糖尿病の症状や偏頭痛・脳梗塞の前兆としてあくびが出ることもあり、ただのあくびと侮ることは出来ません。
ではあくびは悪いものなのかと言いますと、必ずしもそういうわけではありません。
むしろあくびは体を正常な状態にするために出ているのです。
あくびが出ると副交感神経が優位になるため体はリラックスモードになります。
脳の血行も促進されますし、口を開け顔の筋肉を動かすことで涙腺が刺激されて涙が出るためドライアイの解消にもなります。
逆に無理矢理あくびを止めようとすると立て続けに何度も出てしまったり、頭痛を誘発したりしてしまいます。
無理に止めることなく、出せる状態であれば思いっきりあくびをしてしまった方が体の為になるのです。
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どうしてもあくびが出来ない時に 止め方
とは言え仕事中や会議中、目上の人間と話している時など、容易に欠伸が出来ない環境の時はあると思います。
そんな時あくびを止めるために有効な手段は以下の3つです。
① 鼻から息をする
あくびが出そうになったら鼻から息を吸って、少し止めてみましょう。
その際に目を大きく開くなどして、出来るだけ脳を刺激するような運動をするとよいです。
脳を刺激しなくても大丈夫な状態になると、自然とあくびは出なくなります。
鼻ではなく口で息を吸っても良いのですが、その場合うっかり普通のあくびになってしまいますので注意。
② 上唇を舐める
「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」で有名な武士の心得を綴った『葉隠』で紹介され、江戸時代から伝わる最も簡単で効果のある方法だと言われています。
武士だろうと欠伸は出たようですし、人前でのあくびがみっともなく無礼という考えは今も昔も同じようですね。
③ つねる
とりあえず脳に刺激を与えてあげると納まると言う方法です。
顔があからさまであれば手の甲など、出来るだけ強い刺激を与えることがポイントです。
一瞬だけ目が冴え、欠伸が止まります。
まとめ
以上欠伸についてまとめましたが、ぶっちゃけてしまうと一度出始めた欠伸は早々止まりません。
特に眠いときのあくび。
もうこれは極端な話一度居眠りをしてしまうか、眠気が完全に飛ぶまで止まらないと言っても過言ではありません。
一瞬止めたいだけであれば上記方法も有効ですが、欠伸を完全に出なくさせたいなら冷たいものを飲む・寒い場所に行く・目薬の点眼などが有効です。
また頭皮を指でマッサージする、人差し指と親指の間の谷間(ツボ)を押すなどもあります。
色々な方法を試して辛いあくび地獄から抜け出しましょう。