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お酒

ビールは太らないって本当? 他太らないお酒と飲み方


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忘年会に新年会。
「とりあえずビール」から始まる宴会の時期が今年もやってきました。
飲んで食べての大騒ぎ、気がつくとあれ……? 最近下っ腹が出てきているような。
そんなわけで今回は太らないお酒と、太らない飲み方について紹介したいと思います。

Contents

お酒はどうして太るのか

「お酒は太る!」と言われると「うん、確かに」と頷いてしまいます。
だってビールっ腹という言葉もあるくらいですから。

アルコールは1gあたり約7kcalあります。
これは炭水化物やタンパク質が1gあたり4kcalであるのと比べると、高カロリーであると言えますね。またアルコールには脂肪の代謝を抑制させてしまう性質があり、飲みすぎると体脂肪が減りにくくなってしまいます。
アルコールは度数が高ければ高い程カロリーも高いのですが、では低アルコールのお酒なら太りにくいかと言えば、一概にはそう言えません。

実はアルコール自体はエンプティー(空っぽの)・カロリーと呼ばれ、脂肪になるものでは無いのです。

ですからお酒を飲む際に気にしなくてはいけないことは、アルコール度数よりも別のものなのです。

 

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お酒を飲んで太る理由は糖質とおつまみ!

太りやすいお酒というのはズバリ、糖質が含まれているお酒です。
最近は糖質カット・糖質ゼロなどという言葉が書かれたお酒が多く、よく耳にする言葉だと思います。

お酒には大きく蒸留酒と醸造酒に分けることが出来るのはご存知でしょうか?

 

純粋にアルコールだけを取り出した蒸留酒は焼酎・ブランデー・ウイスキーなど、アルコールに糖質などを含めた醸造酒はビール・日本酒・ワインなどが挙げられます。

アルコール度数が高いお酒程カロリーも高くなるという上記の通り、100mlあたりのカロリーで言いますと40%程のウイスキーは240kcal、比べてアルコール度数5%程のビールは42kcalです。

 

この数値によりビールは太りにくい!という意見があるのでしょう。
しかし単純に100mlあたりのカロリーだけを見て決めてしまってはいけません。
純粋なアルコール=エンプティカロリーは吸収されにくいカロリーです。
それに比べ、日本酒やビールなどにはタンパク質や糖質などの太りやすい物質が含まれています。

また実際にお酒を飲む際の量も忘れていけません。

 

ビールを100mlしか飲まないなんてことはあるでしょうか? ないですよね。
中ジョッキ(=500ml)を2杯を飲んだとしましょう。
するとビールのカロリーはおよそ420kcalにもなってしまいます。
対してウイスキー。
これはアルコール度数が高いためビールのようにがぶがぶは飲めません。
ダブルで2杯(=120ml)飲んだとすると、摂取カロリーはおよそ288kcalで実はビールよりも少なくなるのです。

そして極めつけはおつまみ。
特にビールに含まれている炭酸や苦味のあるホップ成分は食欲増進効果もあり、さらに揚げ物、味の濃い物が合うためたくさん食べてしまいます。
これこそがお酒を飲んで太る最大の原因なのです。
そういう意味ではやはりビールそのもののカロリーは低くても、決して太りにくいお酒とは言えないでしょう。

 

太りにくいオススメのおつまみ BEST3

それでもすきっ腹にお酒は飲めないよ! というのが大半の意見だと思います。
第一、おつまみを食べずにお酒を飲むということは肝臓に栄養を与えずにアルコール分解という仕事をやらせるということです。
その分肝臓は疲労してしまうため、代謝の悪い体にしてしまう要因にもなります。
おつまみが太りやすいからと言って食べずに飲む行為は長い目で見ると体の為になりません。
そこで、食べても比較的太りにくいおつまみを紹介します。

1.サラダ
糖質脂質共に少ない食べ物です。
しかし芋やかぼちゃなどを使ったこってりとしたサラダは避けた方が良いでしょう。
サラダをつまみに酒を飲めるか! と思うことでしょうから、あくまでお通し程度で構いません。
最初に野菜を食べて糖質の吸収をゆっくりにしてあげるだけで大分違いますよ。
オススメは

きのこやワカメなど食物繊維が多いサラダ
ほうれん草などのお浸し系
酢のもの
枝豆などの豆類

 

2.比較的調理がされていないおつまみ

揚げる、炒めるの工程を経るとその分余分は塩分がついてきます。
そのため食材そのものの味を生かしたシンプルで低カロリーなおつまみも良いでしょう。

刺身
冷奴
おでん
貝類

 

3.焼き物
魚や鶏などの焼き物は油が少なめの調理になりますのでオススメです。
ただし焼き鳥は塩で。
タレには糖質がたくさん含まれていますので注意が必要です。

せっかく太りにくいおつまみを食べたのに、締めにラーメン!などとやったら水の泡です。最後まで気を抜かないように。

太りにくいお酒の飲み方

最後に太りにくいお酒の飲み方ポイントをご紹介。

1.飲みすぎない
どんな低カロリーのお酒も大量に飲めば意味がありません。
最初から飲む量を決めておくと良いでしょう。

飲む単位は1~2単位に収めておきましょう。

お酒の飲む適量

参考:公益社団法人アルコール健康医学協会
http://www.arukenkyo.or.jp/health/base/

 

2.甘いお酒を控え、辛口思考に
糖分多めのカクテルやワインの甘口はやはり血糖値が上がりやすいです。
甘口が好きな人は途中から辛口に繰り替える、量を控える等の工夫を行ってみてはどうでしょう。

3.一緒にアルコール以外のものを飲む
水、ウーロン茶などを一緒に飲むことで脱水症状を避けれますし、次の日のむくみも少なくなります。

4.アルコール度数の高いお酒は出来るだけ割る
ストレート・ロックも美味しいですが出来るだけ薄めて飲む方が太りにくいです。
身体を冷やさないお湯割りがオススメです。

5.遅くまで飲みすぎない
当然遅くまで飲み食いをしたら肝臓と胃にかかる負担は大きいです。
翌日のことも考え、出来るだけ早めに切り上げることが大切ですね。

 

まとめ

飲み方、食べ方を気をつけることで好き放題に飲み食いするよりも大きな変化があると思います。
しかしストレス発散の飲みの席、太ることを気にかけすぎてストレスを貯めるようでは本末転倒になってしまいます。
ある程度気に掛けつつも、まずはお酒を楽しむことが大事ですね。
自分の体を労わりつつお酒が飲めれば、それが一番です。


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