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第73回びわ湖マラソンが3月6日に終了し、リオ五輪代表選も兼ねていたことから注目を集めています。
そんな中、海外招待選手として注目を集めていたエチオピアのシュラ キタタ選手が、学生時代30キロの道のりを走って登校していたということが話題に上がっています。
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Contents
シュラキタタ選手の活躍
5キロ地点で先頭を走っていたキタタ選手をはじめとする6人の外国人選手勢。
そのまま10キロ地点までトップ集団の中に居続けたキタタ選手は、13キロ付近で先頭集団から飛び出し独走を始めました。
そのままなんと30キロ地点まで先頭で走り続けます。
残念ながら30キロを越えたあたりで明らかに疲れてきたことが目に見え、今大会優勝者のロティチ選手にかわされてしまいました。
その後は丸山選手ほか日本人選手勢に抜かれて最終順位は16位(2:16:09 )となってしまいました。
マラソン経験の少なさゆえに、ペース配分を誤ってしまったような気がします。
しかしながら陸上素人にしてマラソン2時間8分台のタイム、また序盤のスピードが半端なく早かったために多くの人が彼に注目していて一躍人気選手になりました。
途中からのペースダウンや、背番号5番にして4番選手のスペシャルドリンクを取るキャラクターも人気の一因ではないでしょうか。
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キタタ選手 毎日走って30キロの登校
そんなキタタ選手は19歳で、しかも陸上歴がわずか三ヶ月の時点で2時間8分台というすばらしいタイムを記録しました。
将来はスター選手になることを期待されています。
そんなキタタ選手、序盤の独走っぷりでたちまち人気を集めましたが、驚くべき子供時代を送ったことが明らかになりました。
なんと毎日片道30キロの道を走って学校に通っていたそうなのです。
往復60キロです。
片道15キロ、往復で30キロでした、失礼致しました。
それでも通学距離で考えると日本では考えられません。エチオピアではそのようなこともあるようですね……。
昨年まで素人だったキタタ選手が2時間8分台というタイムを出した裏にはそんな理由があったのです。
毎日マラソンをしながら登校していたのです、もうこれ全然素人とは呼べないですね。
そんなキタタ選手の話で、「弱虫ペダル」(作:渡辺航)というロードレース漫画を思い出しました。
主人公の小野田はオタクで運動音痴でスポーツとは無縁な生活を送っている男子高校生なのですが、ひょんなことから自転車部に入ったらクライマーとしての才覚を発揮するんですよね。
そしてロードレースを始めて3ヶ月でインターハイ総合優勝を果たすという信じられない功績を残します。
その主人公の強さの根幹には、小学4年生の頃から秋葉原に行きたくて毎週片道45キロの道のりをママチャリで移動していたから……という理由があるのですが。
やはりスポーツをしていなくても普段からスポーツ選手の練習のようなことを行っていると自然と実力が付いていくものなのですね。
もちろんその人たちに元々の才があったは確かでしょうけれど。
今回は惜しくも好成績を残せなかったキタタ選手ですが、もっと経験を積めば絶対にすばらしい選手になると思います。
これからに期待大です!