沖縄でも雪が降る!? 記録的な大寒波・大雪の記録

23日土曜の夜から25日にかけて、「40年ぶり」と呼ばれる程の大寒波が襲う予報です。
暖冬予想とは何だったのか。
そんな災害レベルの寒波を前に、過去の大寒波・大雪の記録をまとめてみました。
これを見れば今年の寒波がどれほどすごくなるのか、予想が出来るかもしれません。




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1963年 三八豪雪

昭和38年豪雪53年前、昭和38年に新潟県から京都北部を襲った記録的な豪雪です。
38年から取って「三八(さんぱち)豪雪」と呼ばれ、気象庁からは「昭和38年1月豪雪」との名がつけられました。

平年よりも低い気温・短い日照時間により雪がほとんど融けずに蓄積していきました。

およそ15か所で観測史上最高の積雪量を記録し、中でも福井市の213cm、新潟県長岡市の318cmなどは大きな被害を出しました。

大分県・日田市でも39cm、鹿児島県・阿久根市で38cmなど九州地方においても記録的豪雪となり、累計積雪量が100cmを達しました。

また全壊・半壊家屋も多く、230名に近い犠牲者も出ていることから未曾有の豪雪災害と呼んで過言は無いでしょう。

この年の雪を基に映画『豪雪とのたたかい』(毎日映画社)や、小説『雪の下の蟹』(吉井由吉)などが作られました。

(写真:http://www.geots.co.jp/%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E6%83%85%E5%A0%B1/%E6%98%AD%E5%92%8C38%E5%B9%B4%E8%B1%AA%E9%9B%AA%E3%81%AE%E8%A8%98%E9%8C%B2%E5%86%99%E7%9C%9F%E9%9B%86/より)

 

1977年 沖縄で観測史上唯一の雪

今回の寒波で39年ぶりに沖縄で雪が観測できると呼ばれていますが、その39年前の大寒波です。

2月17日 久米島で午前0時35分~0時40分までの5分間にみぞれを観測しました。
王朝時代の史書『球陽』には過去の雪が降った記録が残ってはいるものの、観測史上で見ると今現在におけるまで最初で最後、唯一の雪と言われています。
多くの島民は県内で雪を見たこともないでしょうし、これほどの低気温も経験したことがないと思います。
不安な反面、少しだけワクワクしているのではないでしょうか。

またこの年は全国的に見ても異常な程の低温で、西日本平野でも最高気温が0℃を達せず戦後最強クラスの寒波と呼ばれています。

40年ぶりの寒波と言うことは、今年はこのレベルの寒波が来るということです。
記録的大寒波の年、と後に言われることになるのかは分かりませんが、それ相応の備えが必要であることが分かります。

 

1981年 五六豪雪

昭和56年豪雪
1977年の寒波と並び、過去最強クラスの寒波と呼ばれています。
また、「五六豪雪」の名で、「三八豪雪」の引き合いとしてしばしば出されています。

オホーツク海での低気圧停滞が原因なため、主に日本海側での大雪でしたが、東北から近畿まで広範囲に渡って豪雪を記録しました。

送電線の切断や鉄塔の倒壊が相次ぎ犠牲者は130人を越え、負傷者も含めると2000人を越える被害を出しています。

(写真:http://www.archives.pref.fukui.jp/fukui/08/m-exhbt/201101AM/201101.html)




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1983年 雪慣れしていない地域を襲った豪雪

南岸低気圧の発達で南関東や東海地方、また西日本など普段あまり大雪にならない地方も被害を受けたのが、この83年の豪雪です。
そのため交通機関の乱れを始めとした都市機能に大きな被害が出ました。

またこの年は寒気と低温が春まで残りました。
3月でも真冬並みの寒さが続き、太平洋平野部でも降雪を観測し、終雪の日が春分以降になるという遅れも見せています。
東北地方では桜の開花が遅れ、青森県ではゴールデンウィークを過ぎてからの開花が見られるなど、春の遅れが目立ちました。

 

2006年 暖冬である見込みに反して

平成18年豪雪「平成18年豪雪」と気象庁が命名し、昭和38年1月豪雪以来気象庁が豪雪に名称をつけた2度目の年となります。
「〇六豪雪」「一八豪雪」とも呼ばれています。
この頃は私も生まれていてそこそこ大きくなっていたため記憶がありますね。

この年は今年と同様、暖冬になる見込みであるとの予想がされていました。
しかし12月からの強い寒気、低気圧の通過に伴い大雪・寒波・暴風をもたらし、気象庁は暖冬の予想を撤回しました。

この年は「山雪型」と呼ばれる山間部・内陸部が大雪となる降雪で、北海道、東北地方、北陸地方、群馬県、岐阜県、長野県、中国地方などの山間部や内陸部を中心に、記録的な積雪となりました。

その結果山間部では高齢化・過疎化の問題が当時から進んでおり、雪おろし・除雪作業中の事故や、交通事故など高齢者を中心に被害が出る豪雪となりました。

除雪費で予算を使い切ってしまった自治体も多く、経済的に影響を及ぼしたのもこの年の豪雪の特徴です。

(写真:http://www10.plala.or.jp/kubikino/3kaokini-rankinngu2006.html)

 

2014年 記憶に新しい関東を中心とした豪雪

平成26年豪雪10年に1度と呼ばれる強い寒波が流れ込み、関東平野部でも30cmを越える積雪が見られたこの豪雪はまだ記憶に新しいでしょう。

近畿中国、四国、九州の西日本でも広域で雪となり、奈良・京都などでは大雪警報が発表されました。

特に記録的な豪雪となったのは関東内陸と甲信であり、特に山梨県では甲府市で114cm、河口湖で143cmといった過去最深積雪となりました。

交通網の影響の他、ライフラインにも影響が出て、陸の孤島状態となる地域がありました。
そんな中でも山崎製パン中央自動車道で立ち往生した際、パンや菓子を無償で配ったことがツイッターで拡散され、株価が一時上昇するなど良い話もありましたね。

(写真:http://www.mod.go.jp/gsdf/news/dro/2014/20140215.html)

因みに私の住んでいる地域でも雪の行き場が無くなり、このような雪の山が至る所にありました。

平成26年豪雪3
平成26年豪雪2

 

 

 

 

 

また交通網のマヒの影響により、スーパー・コンビニの棚がスカスカになることもありました。

今年は暖冬と呼ばれていたものの予想に反して寒波に見舞われる年となりそうです。
除雪に対する準備の他、一昨年のように大雪による物資不足も予想できますので、食料品や日用品の備蓄も必要になってくるかもしれません。 

過去の状況から学ぶことはたくさんあります。
備えあれば憂いなし。
少しでも被害・影響を抑えていきたいですね。

大雪で会社休みにならないかな~なんてことは不謹慎でしょうか。
実際は休みどころかどんなに雪が降っても雪かきをやらされるだけですよね……。

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