茨城県の郷土料理けんちんそばを作ってみた

どうもこんにちは茨城県民じゃない人です。
2月25日放送の『秘密のケンミンSHOW』で取り上げられる茨城の郷土料理「けんちんそば」を一足早く作ってみました。




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けんちんそばの由来

けんちんそばとは茨城県常陸太田市金砂郷地区で古くから食されている郷土料理の一つで、けんちん汁に蕎麦を通して食べるつけ麺風そばです。

 

けんちん汁とは大根や人参、ごぼう、こんにゃくや豆腐などをごま油で炒めて出汁を入れて煮た豚汁のような汁ものです。

元々は精進料理なため肉や魚えず、出汁も魚類ではなく昆布や椎茸から取るものが多いそうです。

けんちん汁自体の語源は諸説あり定かではありませんが、主なものに以下の二つが挙げられます。

 

・神奈川県建長寺の修行僧が作った「建長汁」がなまってけんちん汁となった。
・中国料理の巻繊※をアレンジして汁ものになった。

 

※巻繊
野菜と豆腐を炒めて、油揚げや湯葉で巻いて揚げたもの

けんちん汁は神奈川県の郷土料理と言われていることからも、前者の説の方が濃厚な気がします。

さて、そんな神奈川が発祥のけんちん汁ですが、何故茨城県の郷土料理を担っているのでしょうか。

何か理由があるのかと調べてみましたが、残念ながら明確な答えは分からず仕舞いでした。

恐らく茨城県は蕎麦の生産は全国で5、6番目に位置することや、常陸太田市金砂郷地区は常陸秋そばの発祥の地でもあることが関係しているのだと思います。

話はやや脱線しますが、けんちん汁の具材の一つである「蒟蒻」は現在、主産地の90%近くを群馬県が占めておりますが、生産第3位の茨城県が製法の起源となっていることがわかりました。

 

蒟蒻の材料であるコンニャク芋は腐りやすく、以前は遠方への流通が難しい食べ物でした。

しかし江戸時代に水戸藩那珂郡に住む中島藤右衛門という農民が芋を粉末状にして水に戻すという製法を考え、大量生産生産・保存することに成功しました。

 

この技術により蒟蒻は全国に手軽に流通されるようになり、水戸藩は蒟蒻を専売品にして大きな利益を出しました。

 

そんな蒟蒻業界の始祖である中島藤右衛門を祀った「蒟蒻神社」が茨城県大子町にあるほど、茨城はこんにゃくと縁があるのです。

 

蒟蒻をたくさん使ったけんちん蕎麦。
もしかしたら以前は蕎麦にも蒟蒻が入っていたかもしれませんね。

 

具材の自由度は高いですが、大根・ごぼう・にんじん・蒟蒻・豆腐あたりは鉄板でしょうか。

茨城けんちん蕎麦

あとは好みで入れたり入れなかったり出来ます。

自分はガッツリ食べたかったので本来は炒れない肉を入れてみました。

 

① 豆腐以外の材料を一口大に切り揃える
(ごぼうは水にさらしておくとよい)

② ごま油で固い食材から炒めていく
大根、にんじん、ごぼう、里芋、こんにゃくくらいの順番
肉を入れる場合は先に炒めておく

③ だし汁を加えて煮る

④ 豆腐とねぎを加える(豆腐は手で崩しながら入れる)
 ひと煮立ちしたらしょうゆ・みりん(好みで味噌や麺つゆ)を加えてよく混ぜ煮込む

⑤ そばを茹でて、水洗いをして別の皿に盛る。

完成!

けんちん蕎麦レシピ

つけけんちんではなく、かけけんちんにしてみました。

味もよくしみていて、翌日になったらさらに美味しくなりました。

色々な具材が入っている為栄養価も高いでしょうし、寒い冬には温かいけんちん汁が体を温めてくれます。

この機会にぜひ作ってみてはいかがでしょうか。

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