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世界各地で行方不明者は絶えません。
カナダに住むエドガー・ラテュリプさんその一人でした。
しかし行方不明になったエドガーさんは遠く離れた街で別人として暮らしており、30年経った今、突然記憶を取り戻したのです。
当時21歳だったエドガーさんは、自殺未遂をしてオンタリオ州にある養護施設で療養中のところ、徒歩で施設を去り行方不明になりました。
しかし30年後、オンタリオ州より120キロ離れた街で生活していた記憶喪失の男性が、突然過去の記憶を思い出したのです。
「自分の本名はエドガー・ラテュリプかもしれない」と告げた男性のDNA鑑定を行うと、30年前に行方不明になったままのラテュリプさんであることが確認されました。
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母親のシルビア・ウィルソンさんはすでに76歳。
警察から30年前に行方不明になった息子が見つかったと連絡を受けるととても驚いたそうです。
エドガーさんは行方不明になった後、事故で頭部を負傷し、重度の記憶障害に陥ったため新たな氏名で生活していたとのこと。
母ウィルソンさんは「話したいし、できる限り手助けしたい。早く会いたい」と地元ニュースサイトに語りました。
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日本でも同様のことがある
海外だけでなく、日本でも行方不明者が別の場所で別人として生きているケースは多くあります。
特に認知症患者やその疑いのある方で行方不明になった人数は、1万人を超えています。
日本テレビの「生放送SPワタシハダレ?」は、テレビ力と視聴者の力を使い、行方不明になった家族を調査する番組でした。
同様の番組『緊急!公開大捜索SP』がTBSでも放送されましたが、その番組内で記憶喪失のまま生活していた男性の身元がついに明らかになりました。
2014年に静岡県で保護された山田久さん(仮名)は、自分の本名も思い出せない記憶喪失でした。
覚えていた僅かな情報のうち出身小学校の「上野小学校」を頼りに、学校を訪問、すると卒業アルバムから彼の本名が「由井尚哉」であることが判明しました。
またかつて働いていたのではないかと思われる会社に移動すると、社長は由井さんを覚えており、再び働き始めることになったのです。
未だ戻らない記憶もありますが、「自分が誰であるのか」と言うことに関しては解決しました。
ただ由井さんの場合、本名も顔も公開されているのにもかかわらず、親戚・家族であるという方が名乗り出ていません。
深い事情がある方なのでしょうが、何だか悲しいですね……。
30年ぶりに再会を果たすエドガーさんとウィルソンさん。
失った時間をこれから取り戻していって欲しいですね。